三角駅 -みすみ- Misumi Sta.


-駅情報- 最終訪問 2011年10月08日
駅住所 熊本県宇城市三角町三角浦1159-1
開業日 1899年12月25日
駅員配置 業務委託駅
支社名 熊本支社
改札口 1箇所
駅舎 駅構造 地上駅 - 単式1面1線
駅・町情報 宇土半島最西端にある三角駅。歴史は非常に古く、現在の鹿児島本線・宇土以南が開業するまでは、門司〜三角が本線であった。三角線の目的は、三角湾から船への積み出し。また後に、島原や天草方面への旅客船の乗換駅としても貢献してきている。
駅の開業は1899年、山を切り出し、平らに造成しなければいけない地形上、工期が間に合わず、現在の場所より1キロほど東側に位置していた。移設されたのはその4年後。
戦後は優等列車が組み込まれ、博多や大分までの直通特急も走っていた時期があったが、押し寄せるモータリゼーションの波にのまれ次々と廃止。とどめとなったのは、天草への連絡橋“天草五橋”の開通後、観光客は直通で行けるバスへ転換。また、連絡船の相次ぐ廃止など、現在はひっそりとしながら、観光シーズンになると横切る自動車渋滞で賑わったりもする。
現在の駅舎が建てられたのは1988年、写真では判りにくいが屋根には十字架が設けており、キリシタンで歴史のある天草や長崎への玄関口としてのものなのか。また、駅舎前面を覆うように、展望デッキが設けられおり、三角湾を眺望することも出来たが、2012年10月に観光列車「A列車で行こう」新設の際に駅全体がリニューアルされこのデッキは取り外されている。リニューアルに際し、デザイナーである水戸岡鋭治氏監修により外観の塗装及び駅舎構内が大幅に一新し、彼が得意とする木を基調とした温もりのあるレトロ調な駅へとなった。
ホームは単式型であり、入れ替えは行わない。機回し線が現存するが、使用はされておらず手動の転轍機が残る。三角線は終日、毎時1本ダイヤであり、交換は住吉または網田で行われている。
駅舎 駅名板
改札風景 終端方面 熊本方面
リニューアル前駅舎外観 リニューアル前改札風景 リニューアル前ホーム風景
リニューアル前ホーム風景 左奥に駅 右への機回し線は使用せず 数百メートル先の車止め


-駅の音-
2011年のリニューアルの際に、ビクター製のスピーカーに取り替えられている。観光列車「A列車で行こう」到着の際は、そのまんまである「A列車で行こう」のジャズ風の音楽が流れ続ける意外、使用される事はない。また、ホーム熊本寄りには「カンノ」スピーカーも1台設置されている。
◆ 〜現在
スピーカー JVCライン カンノ
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
三角線 網田・宇土・熊本 方面 ありません



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(2002年12月第一次調査 2010年11月13日二次調査 2011年10月08日三次調査 現在)
(2010年11月16日新設 最終更新日 2012年03月03日)

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